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COVID19特別チーム御礼並びに総括


令和2年11月30日

日本地域理学療法学会COVID-19 特別チーム第一次活動のお礼

晩秋の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、先般は日本地域理学療法学会における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)特別チームの立ち上げおよび活動にあたり、多くのご賛同ならびにご支援を賜り、誠にありがとうございました。10月末をもちまして一次活動を終了とし、一区切りをさせて頂くことと致しました。本活動の成果として、学会HPやFacebookなどへの有益な情報掲載の他、実態調査や学会シンポジウムの開催などがあげられ、一定の役割を果たすことができたと思っております。これも偏に、各班の班長・副班長をはじめ、協力員の皆様の並々ならぬご努力とお力添えがあったからこそと思っております。心より感謝申し上げます。

世間ではCOVID19感染防止に向けた新たな生活様式が定着しつつあり、移動や活動の自粛緩和がなされてきておりますが、COVID19感染については長期化が懸念され、まだまだ予断を許すことはできません。学会としても、一次活動に引き続き、二次活動に関する具体案の検討を進めております。近日中には詳細をご連絡させていただきますので、今一度お力添えくださいますようお願いいたします。

Withコロナの状況下で学会員の皆様が安心して職務に専念でき、地域理学療法の対象となる方々が健やかに、住み慣れた環境で継続して生活が送れるよう、今後もご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

日本地域理学療法学会  代表運営幹事   浅川康吉
特別チーム担当幹事  平野康之 牧迫飛雄馬

〈協力員名簿〉 順不同、敬称略
①都道府県及び市町村事業班
班長
阿部祐樹 副班長:大熊克信 相談役:田中康之

協力員
土田祥貴 北谷正浩 前田明人 白浜幸高 上間聖子 上川健悟 松岡雅一 所圭吾 
須田佑太郎 伊藤修一 河合靖生 林寿恵 鈴木善雄 速見弥央 倉林泰士郎 川野敬典 
澤村健一 藤原宗貴 竹澤直城 小泉裕一 中島幸生 小磯寛 泉真里恵 三好主晃
中谷未来 徳元亮太 山本真司 剱持広夢 千葉一幸 梅津俊介 石光雄太 松村大地
岡田浩輝 大野望美 原田裕輔
総括
我々はCOVID-19感染拡大における都道府県市町村事業の実態について調査しました。事業中止や再開に関する基準や具体的な運営方法については明確なものはないことが確認されました。運営にあたっては感染拡大状況等を鑑み、行政や住民と各々の地域で新たなものを構築していく必要があることが再確認されました。安全確保のもと住民の不安軽減を図り、「事業推進」という前向きな合意形成が得られるよう行政や住民に働きかけ、事業を衰退させないことが重要であると認識されました。大熊副班長、田中相談役はじめ、グループリーダーおよび班員の皆様、これまで強力な御支援および御協力を賜り、誠に有り難うございました。そして、平野先生、牧迫先生、各班の取りまとめを頂き、誠に有り難うございました。班長として至らない点が多々ございましたこと、この場をお借りしお詫び申し上げます。今回の皆様との繋がりを今後の活動に活かして行きたいと考えています。今後ともどうぞ宜しくお願い致します(阿部祐樹)。
②地域活動、老人クラブ班
班長
於勢寛之 副班長:谷口善昭 相談役:渡邉観、栄健一郎

協力員
島川弘美 志田啓太郎 松林義人 篠原智行 藤原潤 高岡克宜 新岡大和 福元浩二
金井良 佐々木貴彦 中島翔一 東毅 駒井敦 森優太 ハセガワマサヒロ
総括
老人会・地域活動班の活動範囲は地域コミュニティに根差す物であるため、中々まとまりのある情報発信には至りにくかったのですが、時期を追うごとに集約化されて閲覧しやすくなってきました。新しい方式で繋がりを保つ、新しく作り上げてゆく、一人一人の英知を集めて特色のある取り組みを創る。先が見えにくいからこそ、自らが積極的に動き出していきましょう。ありがとうございました。
③学校保健・制度班
班長
藤本昌央 副班長:岩城隆久 相談役:樋口由美、隆島研吾

協力員
横田純一 辻村尚子 西山知佐 太箸俊宏 米田嗣音 浅川佳祐 穴田周吾 古川祐太
総括
学校保健・制度班は、主に厚生労働省や文部科学省からの制度を定期的に調査し、会員の皆様にご報告させて頂きました。緊急事態宣言が発令されている時期は、情報が変化することがあり、発表される制度につきましても混乱が認められました。このため、班員の皆様には正確な情報収集に努めていただきました。緊急事態解除宣言後、学校保健関連の情報が増加したため役に立ったと聞いております。秋になると、ほぼ理学療法関連の制度については落ち着いており、無事に活動が終了できよかったと思います。班員の皆様にはたくさんの御協力を頂きました、ありがとうございました(藤本昌央)。
④通所(通所型リハ)班
班長
波戸真之介 副班長:阿部将之 相談役:河添竜志郎、桑山浩明

協力員
木村孝 井上由香 加藤裕子 吉荒龍哉 北川智美 町貴仁 脇田正徳 中山英俊 上野浩司
堀越一孝 倉田昌幸 中曽根絵里子 足立斉志 松下智広 生野正芳 上田悠司 秋定優太
原島亮治 中島文音 久保田良 菅田伊左夫 浅田孝一 橋本大吾 新谷和文
総括
通所班では4グループに分かれて、通所リハ・通所介護に関わる情報整理に取り組みました。当班が発信した51項目のQ&A、通所における感染予防対策をまとめた資料、活動支援の事例集は、通所に関わる理学療法士にとって有益な情報だと思います。様々な制約下におけるボランティア活動だったにも関わらず、ご協力いただいたメンバーの皆様には感謝しかありません。
本当にありがとうございました(波戸真之介)。
⑤-1回復期リハ班
班長
野口隆太郎 副班長:坂本健一 相談役:大垣昌之、平野康之

協力員
沖山努 喜田直樹 中村大輔 吉田拓哉 大嶌裕 齋藤徹 南部一気 藤田理恵 増永拓朗 島田祥規
総括
回復期班では,月1~2回のZOOM会議とグーグルドライブを用いた資料の共有で,各施設の感染対策を集約し,通常時・緊急事態宣言中・緊急事態宣言解除後の5区分・43項目に整理してHPにアップしました.
通常業務も忙しい中、協力いただいた班員の皆様には心よりお礼申し上げます。このつながりを継続し、withCOVID-19時代を一緒に乗り越えましょう(野口隆太郎)。
⑤-2施設(老健、特養など)班
班長
向井公一 副班長:照屋康治 相談役:渡邉観、栄健一郎

協力員
山口雅子 西羅陽子 佐藤大樹 野沢勇太 大和諭志 福田貴洸 安田篤史 山口直樹
萩原裕崇 柳澤未紗
総括
施設班では、チーム編成がなされてから、班員の所属施設におけるCOVID 19に関する取り組みを情報交換することとから開始しました。参考となる各団体の情報源をクラウド上で集約して、リモート会議システムやSNS等を利用して活動して参りました。所属する自治体による情報交換も含め有意義でありました。
⑥訪問(訪問リハ)班
班長
大沼剛 副班長:源啓介 相談役:河添竜志郎、桑山浩明

協力員
日野敏明 長屋説 金谷親好 井内陽三 橋立博幸 谷口晋吾 大住崇之 細井俊希 
中島幹雄 小熊英敏 吉松竜貴 山口宣子 池上直宏 中野政男 中島知子 木村翠
吉川輝 鈴木健 北古賀俊誠 廣澤祥子 太良木茂 金岡啓 服部真哉 山賀亘 
竹内祐満 伊藤早希子 向井陵一郎 小田原大昂 橋本聖人 中川征士 古川郁美
入澤裕 武昂樹 吉野圭一 小松荘平 小林ちえみ
総括
訪問リハビリテーションは,利用者様宅に訪問して提供するサービスであるため,セラピストの移動を伴い,限られた空間で接近して実施しなければならず,COVID-19の感染予防は様々な面でより注意が必要となります.今回特別チームとして,訪問リハビリテーションの現場における感染症対策の実際や工夫について事例を交えてまとめました.ご尽力いただいた班員や相談役の先生方に感謝申し上げます(大沼剛)
⑦社会参加班
班長
山健斗 副班長:白土大成  相談役:井上和久、鈴木英樹

協力員
藤川憲太郎 齋藤慎二 佐藤正司 上地誠之 河野銀次 宮澤拓人 森敦子 多田菊代
総括
社会参加班の一次活動では論文の情報を中心に 14 個の事例報告を学会 HP 掲載用に作成しました。社会参加という枠組みではかなり広く、班員からの情報提供に混乱が生じると予想されたため、始めはコロナ禍で関連がありそうな「就学・就労支援」、「スポーツ活動(障碍者中心)」、「権利擁護、アドボカシー」に分けて行っていましたが、3 ヶ月ほど活動した頃に報告数が減ったため「社会参加に関連するもの」と、テーマを広げました。活動の前半はアンケートの実施案や積極的な事例報告が行われており、月に 3 個以上事例報告がある月もありましたが、7 月以降は班長が変更となり活動も徐々に緩やかになったため月 1~2 個程度となりました。また、事例報告以外の活動は行えておりません。班員・委員の皆様にはお忙しい中にも関わらずご協力いただきまして、ありがとうございました(山健斗)
⑧生活環境整備(住環境整備、福祉用具など)班
班長
國井佳代子 副班長:鈴川芽久美 相談役:井上和久、鈴木英樹

協力員
瀧澤弥恵 吉田剣一 今別府和徳 島袋公史 岡田真衣 中村孔紀
総括
生活環境支援班は、相談役2名、班員8名と、他の班に比べ、比較的小規模の班構成で活動を行ってきました。活動内容としては、「リハビリテーション関連備品・機器における消毒・除菌方法のご紹介」、「通所・入院入所・訪問・災害環境別 Q&A」、「通所・入院入所・訪問環境別 事例報告」についての情報収集と共有をslackにて行い、活発な意見交換も行うことができました。人数が少ないことが却って良い方向に向かったのか、最後まで班員全員での活動を行うことができました。相談役、班員の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
まだまだ安心・安全な世の中とは言えませんが,これからも理学療法士として、何ができるのかということを常に考えながら、日々の業務に当たっていきたいと考えております。半年間、ありがとうございました(國井佳代子)
⑨海外文献班
班長
山崎貞一郎 副班長:千葉一平 相談役:池添冬芽、牧迫飛雄馬

協力員
廣田智弘 深町光太郎 三浦富美彦 藤井一弥 松岡勇人
総括
私たちは「新型コロナウイルス感染により生じる障害」と「社会的隔離により生じる二次的な影響」の2テーマについて文献を検索・要約し、今回の活動期間中に約20本の論文を紹介させて頂きました。皆様の活動の一助になっていれば幸いです(山崎貞一郎)